自分たちが食べたいもの

活動の軸となる”風景”を育む上で、私たちの”暮らし方”は大きな舵取りになります。

その一つ大きな指標として”食べたいものを育てる”を大切にしています。


そして「安心安全に食べる」ことも。


農を軸にすると、栽培方法に関する質問をされることが多いです。

慣行栽培、有機栽培、自然栽培…亜流?も含めればキリがないご時世。


「エタノホはどんな栽培方法を実践しているの?」と聞かれた場合、こう答えます。


「方法にはこだわってません」

「人と自然に負担をかけないため、農薬や化学肥料の使用を徐々に減らしています」


農薬や化学肥料を否定せず、一方でその効力もしっかり学び命に負担をかけないあり方を選択していきたいという想いを込めています。


また、慣行栽培だから食べないなど微塵も思ったことはなく生産者の気持ちや、顔の見える農作物は大切にしていきたいと考えます。


師匠の奥さんが出会った頃に伝えてくれたのが

「まず家族が食べれる分を育ててみたらいい。少しずつ広げて、最終的に仲間や近所さんが困ったときにお裾分けできる分の野菜が作れたらもう一人前じゃ」


買うことが当たり前の世の中で、自分たちが食べる野菜を育てるってよく考えたらすごいこと。

そして食べたいと思う作物にありつけたら、願ったり叶ったり。


今日も”食べたい”作物を大切に育んでいきます。


エタノホ

エタノホ/くらしを耕す 「棚田とくらしがつながる」 日々、暮らしの積み重ねが棚田の風景を育む 江田で1組の夫婦と出会い学んだ大切な視点です。 美しい風景を守る上で私たちは ”この場所で暮らし、田を耕す”ことを選択しました。 お米づくりを中心とした農ある暮らしを実践し 未来に伝えたい棚田の風景を育んでいます。

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