1年先を見越した準備
今冬に刈り取りしている「茅」や「竹」
どちらも、春先まで乾燥させて片や細かく切り刻んで堆肥に。
片や、燃焼させて炭にします。
それぞれできた資材は、すぐに使うかと言われるとそうではありません。
(一部、マルチがわりに畑へ投入しますが)
茅堆肥は、早くて1年後に分解を経て堆肥化します。
竹炭も、出来たては強アルカリ性のため半年から1年雨に当てて弱アルカリ性にする。
自然資材は即効性はありませんが、持続性がポイントになります。
特に竹炭は腐ることがないため、半永久的(言い過ぎかな?)に土中に留まるそうです。
でも、1年待たなくてはいけません(笑)
長いと思うのか、この循環される時間に学びがあるのか。
この時間の捉え方で、自然栽培と向き合う本質を問われている気がします。
農家として稼ぐことを考えたら、非効率的なのは間違いありません。
でも、稼ぐことを考えずに”学び”の視点で捉えたらどうでしょう?
「早く・安く・手軽」から学ぶこと
「遅く・高く・手間」は僕たちに何を教えてくれるのか。
どちらにも良い部分と悪い部分がある中で、”稼ぐ(貨幣)”を物差しの基準にせず
生きる力や、一人の大人として学び得る”知”をこの作業から得たいと思います。
1年後、どんな堆肥になるのか!?
その前に、この茅を粉砕機で細かく切り込まなきゃ。
0コメント